第22回 人権フェスティバル (高砂市)

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12月1日(土) 高砂市文化会館 じょうとんばホールにて人権フェスティバルが開催されました。
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⭐参加役員の感想
 
〇開催者側、ご来賓の方々のご挨拶の後、平成30年度人権啓発ポスター・標語の入賞者の表彰、人権作文の表彰、朗読が行われました。
朗読は自分の経験を素直な感性で表現し、人権という問題に立ち向かう中学生の方々の姿に感動致しました。
そして講演は、女優でありタレントの奥山佳恵さんでした。奥山さんは現在、旦那様、長男で高校一年生の空良(そら)くん、次男でダウン症の小学一年生の美良生(みらい)くんの4人家族でいらっしゃいます。
子育てについて、ご家庭での出来事を奥山さんが感じられてきたさまざまな想いと共に明るくはつらつと笑顔でお話してくださいました。スクリーンで沢山の写真も見せていただきました。美良生くんが映し出されると「可愛いでしょー。ホントに可愛いんです!」と奥山さん。最初は、この先どんなことが待っているのか不安で仕方なかったけれど、人からみれば大変だなと思われているかもしれないけれど、人と比較することをやめたら、美良生くんときちんと向き合うことが出来、個性を大切にすることが出来たそうです。
こんなにも笑顔が可愛いくて普通に生活でき、楽しく生きてるということ、生まれてきたことに意味があるということを世間の沢山の人に知ってもらいたくて日常をブログでも発信されております。知ってもらうことでお互いが違いを受け入れ応援し合える隔たりのない社会の実現に向けて頑張っていらっしゃいます。美良生くんの成長を見届けながら自分自身も意識改革の成長に努めて参りたいと思いました。
 
〇ダウン症の子供をもつお母さんの話でしたが、印象に残った言葉をあげてみます。 
・障害を個性ととらえて子育てしている
・手術が失敗しても、障害の子がいない生活送れる
・お兄ちゃんが弟の障害を知った時、弟としゃべれないと言った次の日に、弟は弟だから遊ぶよと普通に言った
・子育ては障害があるなしは関係なく、人を育てること
・障害があるとわかって始めは身構えたが、一年たった頃、なんてことはなかった
・産まれた子がどんな子でも、育てていける世の中をたくさん作ってほしい
講演をきいて、とても幸せな生活をされてる家族だなと思いました。
私なら先々不安でたまらないですが、個性として、普通の子育てされてることが、素晴らしいです。
お兄ちゃんは弟を障害とみずに一人の人ととらえてますが、見習うとこだと思いました 。大人はまず、障害と言うことが先にきてしまい、身構えるのかもしれません 。どうしてもちゃんと育てられるかと不安になるからでしょうか。
世の中が安心して、出産して子育てできるような環境であれば、手術に対するあの思いは解消できたかもしれません  。そういう社会ができることを期待します。
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