8月21日(日)加古川市民会館にて、人権フォーラム2016が開催されました。
ポスター、ロゴマーク、標語などの優秀賞受賞者の表彰式のあと、講演会が行なわれました。
こころ元気配達人として、全国各地で公演、研修活動を行なっている、こころの元気研究所の鎌田敏さんが
演題「命は宝。こころ元気に生きる出発点」とし講演されました。
😊参加役員の感想😊
*こころの元気研究所の鎌田敏さん、テンポの良いお話で笑いも交えながらの楽しい講演会でした。
印象に残った言葉が「恩送り」です。人から受けた恩を次の人へ次また恩を受けた人は次の人へと・・・恩を送り
繋いでいくという事です。改めて人と人の繋がりの大切さを学ばせていただきました。
*「人生は心のあり方ひとつでガラリと変わる」ことに気づき、心元気に積極的に生きることの大切さをテーマに
講演されました。普段の生活の中で、家庭、職場、地域の人々と一緒に、明るく元気な温もりある空気作りを
する事が、人と人の絆を育む第一歩である。命は受け継がれていくものであるので、互いに尊重しあう。自己
を認識する事で、他をも受け入れ、共存できる。などとても軽快な口調で楽しく分かりやすい内容でした。
人権については、堅苦しく考えるのではなく、皆の心が元気になれる社会をつくるため、自身ができる事を考え
そこから始める事が大切である。と再認識できました。
*鎌谷敏さんの講演から、自分の中にいろんな自分がいる。それを受け入れると他者を受け入れることができる。
コミュニケーションはキャッチボール。「頑張れ」より「よく頑張ってるね」ねぎらいの言葉が励ましの言葉。
など講演で聞いた事を今後の生活に活かし、人と接していきたいと思いました。
*今回の講演で人とコミュニケーションのキャッチボールをとる事で、自分勝手なイメージ(思い込み、先入観、偏
見)を少しでもなくし、相手を理解することが大事なんだという事を改めて感じました。「ありがとう」は魔法の
言葉で皆が笑顔になります。これからは、もっと皆に「ありがとう」と伝えていきたいと思いました。
*人権がテーマで難しい話だと思っていましたが、鎌田先生は話の合間に会場の方にマイクを向けたり、座席近くの
人と話すことや、手を繋ぐことで「人と人のつながり」「聴くことは受け身だけでなく話を引き出すもの」「笑顔
や元気は空気感染します」など楽しく絆について話してくださいました。人権は守ることだけでなく、思い込みや
偏見をいかに小さくするか、また人間関係の誤解は話が一方通行であったり、コミュニケーションのずれであると
いうことについて、メールやラインなどを使うことで、直接会話することが減ってコミュニケーション不足になって
いるような気がします。話すことが苦手な私ですが、会話中に相手の笑顔がみられると嬉しいし、共感することが
あれば一緒に喜べて何だか元気にもなります。先生はこれを「空気感染」と言っていました。先生の話されたよう
に、これからも心豊かに元気を分かち合って、みんなが笑顔で過ごせるように、何か行動ができればいいなと思い
ました。