8月20日 (日) 加古川市民会館にて、人権フォーラム2017 が 開催されました。
ポスター、標語、ロゴマーク等の優秀賞受賞者の表彰式の後、書家で詩人の故相田みつをさんの長男、相田一人さんが「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの〜父 相田みつをを語る」と題して講演されました。
🙎🏻参加役員の感想
🍀先ず会館に入ると超満員のお客様で、席が足らないほどでした。
相田みつをさんをご存知の方が多い為かご長男一人さんの講演とあって沢山の方々が興味津々でした。
講演の中身は、相田みつをさんの詩を紹介しながらその時のみつをさんの状況・想いなどを語られ、
自分で自分を励ます詩、
相手に問いかけてから自分に問いかける詩、
理想を語り現実を語る詩、
さまざまな相田みつをさんの魅力を語られ笑いを交えながらの講演はあっと言う間の時間でした。とても有意義な時間でした。
何編か紹介された中の一編がとても印象に残りました。読んでみて下さいね。
肥料 相田みつを
あのときの
あの苦しみも
あのときの
あの悲しみも
みんな肥料に
なったんだなあ
自分が自分に
なるための
誰しも平坦な道ばかりじゃない、
いろいろあるかも知れないけど、
それはすべて自分のためになる道なんだ、
必ず未来へ自分へ繋がっていくものだと思います。
🍀人権フォーラム講演会では、演題『つまづいたっていんじゃないにんげんだもの相田みつを を語る』で講師 相田一人 さんがおこないました。御話しは、1、父はどんな人生を歩まれたか 2、文字の秘密 3、自分がどうして命の詩人と呼ばれたのかの
3つのテーマに基づいてはなされました。
父みつをさんは、幼いころは、貧困で苦労して育ち、その頃の事を体験から色々な思いを詩にして書家でもあるので独自な字体でを皆に伝えてきました。綺麗な字より、皆により印象に残るなと私も、詩を見たとき感じました。味のある字体、当たり前の詩が何故か心、癒され穏やかな気持ちで時間が過ぎたように思います。私の一番印象に残った詩を紹介します。
『しあわせは いつも じぶんのこころできめる』
🍀今回の講演で相田みつをさんがどんな人生を送ったのか、また個性的な文字の秘密、命の詩人と呼ばれる理由を知ることができました。日頃目にしているみつをさんの詩が、いかに深く心のこもったものであるのかということに気づきました。
「自分の番 いのちのバトン」という詩からも命の大切さを再確認できました。
良いお話を聞く機会を頂き感謝しています。