7月9日(火)
同窓会館にて生徒対象の『心肺蘇生講習会』があり、人権保健委員会からも参加させていただきました。
木村校長先生からは、先日育友会の本部役員と共に参加した『近畿高等学校PTA連合会 和歌山大会』の道中に遭遇した出来事について話してくださいました。
それは、駅で転んだご老人に対する本部役員の方の迅速な対応力についてでした。
続いて、ある高校の生徒が行った救命処置の実体験に基づいた映像とその時の心境を語ったDVDを見せていただきました。
参加された皆さんも、大小関係なくこのような事に遭遇することがあった時には、消防署員の方から教えていただいたことを活かしていただきたいと思います。
その後、グループに分かれて実技講習を受けました。
どの生徒さんも消防署員の方の説明を熱心に聞き、手際良く救命処置を行っていました。
実技講習のあと、『熱中症』について養護教諭からお話がありました。
今年も湿度が高く暑い日が多いように思います。
睡眠をしっかりとることや朝ごはんをしっかり食べるなど、普段の健康管理に気をつけながら、運動をするしないに関わらずこまめな水分補給を心がけるようにしてください。
最後に生徒代表より消防署員のみなさんにお礼を述べて講習会をおわりました。
【参加役員の感想】
☆参加するだけでなく実践も経験させていただきました。西高生が行っている姿を見て、頭で段取りしていたのですが、いざ自分の番になると自分で思う通りにはぜんぜんできなくて。でも良い経験になりました。ありがとうございました。
☆何度も講習に参加しているので分かっているつもりでしたが、「そうなんだ」と気づくことがたくさんありました。①小児用パッドは幼児のみで小学生には大人用パッドを使うこと。②AEDにはレスキューセットがついており、その中には濡れた身体を拭くための布や服を切るためのハサミや胸を剃るためのカミソリが入っているということ。③ネックレスやピアスなどは外すことが難しいので、パットを付けたところから出来るだけ離れるようにずらすようにする。などです。AEDも進化していますし、機会があるのであれば1年に1度は講習会を受けるべきだと改めて思いました。