人権フェスティバル(高砂市)・人権の集い(加古川市)への参加

1577197229500

11月30日に開催された『人権フェスティバル』、12月8日に開催された『人権の集い』に参加してきました。

「人権」と聞くとどうしても難しく思ってしまいますが、講演会に参加してみると日常生活で何気なくしていることでも差別につながってしまうこともあるのだなぁと実感します。ほんの少しでも言葉にする前や行動する前に相手がどう思うのだろうと考えられたら、人権問題も少しはよくなるのではないかと思いました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜「人権フェスティバル」

11月30日 高砂文化会館

 

157719720366315771971982241577197229500191130takabun

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【参加役員感想】

☆11月30日(土) 高砂文化会館 じょうとんばホールにて 第23回高砂市人権フェスティバルが開催されました。
市内の小中学生の人権啓発ポスター・標語の入賞者の表彰や人権作文の朗読に続き、アニメ「サザエさん」のマスオさん役としておなじみの人気声優さんであった増岡弘さんを講師に招き「ことばはプレゼント」という演題で講演会が行われました。「ことば」は相手に贈るプレゼントで、一度、口からでた言葉は元には戻らないものであるので、相手のことを考え適温で出してあげることが必要だとおっしゃっていました。言葉は適温が大切で温かくも冷たくも出来るのです。ユーモアを混じえ、言葉の大切さ、幸せとは何かということを教えてくださいました。まずは、一人ひとりが身近な人に対して温かい言葉をかけることが明るい幸せな未来への第一歩なのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

☆サザエさんのマスオさんやアンパンマンのジャムおじさんの声でお馴染みの増岡弘さんの講演会でした。「ことばはプレゼント」という題で、相手に対する言葉の選び方の大切さをユーモアを交えながら語られました。自分に置き換えて、時には身につまされながらも楽しくお話を聞く事が出来、とても良い勉強をさせていただきました。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜「人権の集い」

12月8日 加古川市民会館

 

_20191218_201700

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【参加役員感想】

☆『外国籍住民の人権について考える』
大阪市立大学大学院 教授の朴一(ぱくいる)さんの講演を聞きました。
朴一さんといえば「そこまで言って委員会」など、テレビ番組のコメンテーターとしても活躍されています。
在日の歴史や、余すところなく語る自らの差別を受けた体験に、新しい視点をたくさん与えてもらいました。
根深く切実な内容のお話に、胸が詰まる思いで、考えさせられましたが、朴さんの柔らかく明るい語り口で、最後まで新鮮な思いで、興味深くお話を聞くことが出来ました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

☆タイトル:外国籍住民の人権について考える
講演者:大阪市立大学大学院教授 朴一
情報通信技術や交通網の発達により、加古川市内にも多くの外国人の方が住まれている。その中であってはならないヘイトスピーチが存在し、外国人であることを理由にいじめ、人権侵害、マンションの入居拒否などが実在する。すべての人が尊重される権利はあり、そのような街づくりが望まれるが、そうするためには一人ひとりの意識を変えていかなければならないということが学べた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・