兵庫県公立高等学校PTA連合会研究大会神戸大会が、令和7年12月6日(土)神戸芸術センターにて開催されました。
テーマ PTA 活動の活性化と家庭・学校・地域の連携強化
~ 家庭・学校・地域との協働による豊かな学びの推進 ~
記念講演 演題 「歌でつながる地域と防災~支援活動で得た学び~」
講師 石田 裕之(いしだ ひろゆき)氏
*防災士、兵庫県 HYOGO の地域づくりアドバイザー
実践発表 ①県立淡路三原高校PTA
「地域とともに継承する大久保踊り ~交流を通じて郷土愛と思いやりの心を育てる~」
②県立尼崎高校PTA
「学校と地域のつながりを 子どもたちの地域探求のために」
③県立三田祥雲館高校育友会
「子どもたちの未来を支える心と食の力」
【感想】
講師の先生の体験談で説得力があり共感致しました。
また、実戦発表や来賓挨拶ではどの方も地域との連携の大切さについて触れていました。
私自身PTA活動に参加させていただいておりますのもこの点を実感しているからです。
よく子どものために活動していると言いますが、この日は子どものしあわせのためにと言っていたのがいいなと思いました。
記念講演では、防災士などとして音楽を通じた防災啓発に取り組まれているシンガーソングライターの石田裕之さんのお話をお聞きしました。以前に新聞にて石田さんの活動を拝見したことはありましたが、実際に直接お聞きしたお話は、被災地の生の声、石田さんのリアルな体験、想いが、素晴らしい歌声とギターの音とともにストレートに心に響くとても素敵な講演で、何度も涙が溢れてしまいました。
スライドと音楽とお話がうまく融合して進む独特の講演方式は、これまでに拝聴した数々の講演の中で1番印象に残るものでした。そういう意味でも、石田さんの音楽を通じた防災啓発活動は大きな伝える力を持っているのだと感じました。
音楽と防災、どう繋がるのだろう?と思っていましたが、例えば年に一度の防災音楽イベントをマンホールトイレのメンテナンスと体験の機会にしたり、同じく音楽イベントの電力をポータブルの太陽光発電パネルを使って賄うことで、災害時の電力確保の手段として観客に知ってもらったり、また、仮設住宅での孤独死問題や子どもたちのケアのため、音楽イベントを住人が1箇所に集まるきっかけとしてもらったり、そして、被災地の皆さんに音楽を通じたボランティアを行ったりと、音楽にはたくさんの力がありました。
ただそんな石田さんも、初めは災害時に被災地で演奏をすることにかなりの葛藤があったそうです。本当にいいのか悩みに悩んだ末、被災した地域の方々の心のリクエストを叶えることでとても喜んでもらうことができ、それがきっと本来のボランティアなのだと気づかれたお話はとても印象的でした。
よりよい地域によりよい防災が生まれる。つまり防災は愛であり、まずは家族や友人を大切にすることから、地域の人に挨拶をすることから始まるのだということ、そんな取り組みがいざという時あなたの命を救います。とのお話でした。
災害が起こると、普段の何気ない幸せが奪われてしまいます。そんな被災地の方々のリアルな声と、前を向いて行こう、一緒にがんばっていきましょうという強い思いも、石田さんを通じて私の心に届きました。
その他津波発生時の行動や率先避難者の重要性など、講演でお聞きしたことを、春から一人暮らしになるかもしれない息子に伝えることもできました。
この度は、貴重な機会をいただきありがとうございました。
