12月10日(日) 加古川市民会館 大ホールにて 『第22回 明日をひらく人権のつどい』が開催されました。
今回の公演は「現代人の忘れもの ~物から心の時代へ~ 」
奈良県 薬師寺管主 村上 太胤(むらかみたいいん)
**** 参加役員 レポートと感想 ****
加古川市民会館で開催された「第22回 明日をひらく人権のつどい」に参加しました。
主催者 共催者 加古川市長の挨拶から始まり、第一部が全国中学生人権作文コンテスト地区予選表彰式でした。
表彰式に続き、県大会で優秀賞を受賞した中学生の発表でした。
素直な感性いっぱいの作品、中学生とは思えないしっかりとした発表に、ただ本当に凄い!の感動ばかりです。
第二部は奈良薬師寺管主 村上太胤さんによる講演(現代人の忘れ物~物から心の時代へ~」
講演が始まり 開口一番般若心経をぺらぺら・・・ 何の事か理解できず一瞬身構えましたが、岐阜生まれ 9歳で奈良薬師寺に入山され 辛かった修行についてをユーモアと笑いを交えてお話してくださいました。
昔の薬師寺では食べ物もお粥だけ、暖もなく猫を膝に乗せ暖まったという。何度も逃げ出したけれど途中で考え直して戻った話、昔は物がなかったけれどそこから得るものを多かった時代の話は 物のあふれる今の生活について考えさせられるものがありました。
話の中には、私も耳が痛い 心がけたいと思ったことがありました。
「食事」という字は「人が良くなる事」と書きます。
塾などでなかなか皆で食事ができない家庭も多い時代です、しかし家族一緒に食事するということが大切。 子供が高校生になりなかなか全員集合とは難しいですが心掛けたい!と感じました。
「いただきます」の意味は私達が生きていく為の食事を他の命を貰って生かしてもらっているんだ と言う事と申されていました。
私も手を合わせてただきますをしっかり言うことで 子供たちのお手本にならないといけないなと 反省ばかりです。
出来ることから頑張ろうと思い、また 考え学ぶことを改めて感じることできた時間でした。