第48回近畿地区高等学校PTA連合会大会  滋賀大会

第48回近畿地区高等学校PTA連合会大会  滋賀大会

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日時:2023年年7月1日(土)

場所:滋賀県草津市YMITアリーナ

テーマ:みんなで考えよう!「PTAのこれから」

記念講演

演題:「これからの時代のPTAのありかたを考える」

講師:ジャーナリスト 高松 平蔵 氏

 

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~参加役員の感想~

☆近畿地区高等学校PTA連合会大会 滋賀大会にて
7月1日、滋賀県草津市で行われたPTA連合近畿大会に参加させていただきました。
今回の大会はコロナ明けで初めての午前の部、昼食を挟み午後の部もあるという規模の開催でした。
オープニングセレモニーでは守山高校の吹奏楽部による演奏で全4曲と国歌の演奏を聴かせていただきました。
滋賀の琵琶湖大橋のメロディーロードで旋律の一部が使われている琵琶湖周航の歌は流れるようなメロディーでとても心地よい演奏でした。
『守山高校といえばこれ』という情熱大陸の演奏は体を動かしダンスをしながらの演奏で見ていて癒されてしまいました。とても素晴らしい演奏をありがとうございました。
 
今回の記念講演は、講師の高松平蔵さん、『ドイツからの眼差し、未来志向でPTAを考える』という講演でした。
ドイツの学校制度や学校のステークホルダー(学校に対する周りの利害関係)を日本の学校と比較し、考えるというお話しでした。
聞いてみて感じたのは、学校の制度はすぐには変えれるものではなく、この話を聞いてPTAに結びつけ考えるというのは、とても難しいように思いました。
しかし、PTAの形を変えていく上で、確かにいろんな角度から掘り下げ考えていかないと、そう簡単に変えれるものでもないとも思いました。結果、話を聞いてみて、疑問が疑問でおわる形でしたが、ドイツでの学校のあり方や、その周りの保護者、教師、社会の仕組み、ドイツの学校制度が出来上がった歴史を聞き、今後PTA活動をしていく上で視野が広がったように思います。
 
今回の大会は前回の大阪大会に続きPTAのこれからの形を具体的な形にしていくためには必要なお話だったように思います。
 
時代は進んでいく、それに伴いPTAの形もその時代のニーズに応じて変化していかないといけない。
 
昼食後に行われた伊吹高校書道部によるサンクスパフォーマンスで見せていただいた、書道のダイナミックな機動展示では『斬進』という文字が書かれていました。
この文字を選んだ、滋賀大会会長は、「古い時代のものが悪いわけではなく、時代に合わせて少しずつ断ち斬り、前進していかなければいけない、だからこの言葉を選びました」とお話しされていました。確かに今まで通りにする必要はなく、どんどん新しいものを取り込んでいき、PTA活動を通じて子供達と触れ合い、保護者も同じように楽しみたいと思い参加した自分の考えが間違っていなかったのだと思い、嬉しかったです。
今回の大会に参加して、残り少なくなりましたが、PTA活動を自分たちが楽しみながら全力で進めていきたいと改めて感じました。
 
 
☆第48回近畿地区高等学校PTA連合会大会に参加して
 7月1日に開催された第48回近畿地区高等学校PTA連合会大会に参加しました。今年は、滋賀県草津市にあるYMITアリーナでの開催でした。
 大会は、ウェルカムパフォーマンスとして、守山高等学校 吹奏楽部の演奏から始まりました。総勢82名によるパフォーマンスは高校生とは思えないほど堂々としており、当吹奏楽部が目標とする「響心動魄(きょうしんどうはく)」をまさに体現したもので、会場にいる参加者の心を動かし、感動を与える演奏でした。
 記念講演では、ジャーナリストの高松平藏氏に「ドイツからの眼差し、未来志向でPTAを考える」という演題での講演をしていただきました。
 近年、日本各地でPTAに関する話題が取り上げられ、PTAを取り巻く環境は変化してきています。PTAという組織の必要性、またPTAの取り組みやサービスの必要性などに関する議論もなされています。高松氏は、その点について、現在住んでいるドイツと日本との学校制度やその歴史背景などの違いをとおして、今後日本では、社会や価値観の変化に対して意思の転換が必要であり、そのうえで学校教育はどうあるべきか、またステークホルダーとしての保護者は、学校とどの様な関係を作るべきかということを我々自身が模索しなければならない時代に来ているとおっしゃっていました。その言葉を聞いた時、世界的なSDGs活動の推進、またVUCA時代の到来が脳裏をよぎりました。まさにゴールが見えない、答えのない時代において、教育もまたその在り方を問われる時代に突入しているのだと感じました。
 教育において様々な変化が起こっている昨今、PTAの在り方、必要性についても、それらの変化に合わせて新しい方向性を検討する時期に来ているのではないかと改めて考えさせられました。
 今回の大会は、私にとって今後のPTA活動を前向きで有意義なものにするために、考えるきっかけを与えてくれた大会でしたし、この大会のテーマである『みんなで考えよう!「PTAのこれから」』にふさわしい大会であったと思います。
 
7月1日(土)に近畿地区高等学校PTA連合会大会、滋賀大会に参加しました。
大会で楽しみにしていることは、高校生による、パフォーマンスです。
守山高等学校吹奏楽部の素敵な演奏をオープニングに大会は始まりました。「響心動魄(きょうしんどうはく)」という人の心を動かし、感動を与えられる演奏をする、を目標にされています。
ピッチもそろっていて、音楽ホールで聴けないのが残念なくらいにひとりひとりの技術も高く、丁寧な演奏、まさに「響心動魄」!
後半の書道パフォーマンスをしてくださった伊吹高校書道部の皆さんも迫力あるパフォーマンスに釘づけになりました。
滋賀県の「お習字」は他府県と違い、半紙をはみ出すくらい太く力強く書くことに驚きました。
半紙におさまるように書かなくてはいけないという固定概念を植え付けられていない滋賀の子どもたちの書いた文字は「お習字」ではなく「アート」
PTAにも昔から続く固定概念を、変えていく時代なんだなと感じました。
ジャーナリスト高松平蔵様の記念講演は少し難しく、ドイツと日本の教育の違いを理解しても、さてそこからどうすれば良いのか?未来志向とは?と、私の頭の中はまだ整理できそうにありません。
これまでの学校教育やPTAの価値観を考え、妥協点を探す。とても漠然としていますが、わかりやすく言い換えると、滋賀県流「お習字」は他府県民にとってはかなり価値観が違うけれど、面白く、受け入れ易い。
PTA活動も、違った角度から見てみると、今後の活動を変えるヒントがあるのかもしれません。